CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
SPONSORED LINKS
MOBILE
qrcode
<< 腕〜梵字〜 | main | 2015感謝を込めて >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | |
刺青物語〜蓮の花のように〜最終



刺青物語〜蓮の花のように〜
は、以下をお読みください。


http://tuzurukotoba.jugem.jp/?eid=880

2014年、Rさんの両足の龍と蓮
背中の額とタッチアップ
全てが終わった。

ここには書ききれない
彼女との時間は
また違った方向で、形にしていこうと思う。

年が明けて、両腕も完成させた彼女は
言葉通り過去に決別し
新しい道を歩きはじめた。

そして
ご自身で、写真館へ行き
その綺麗な体を、記録に残した。

問い合わせの際
写真を撮ってもらうことさえ
断られ続けたそうだ。

どれだけ悔しかった事だろうかと思う。

最後に一軒だけ
女性のカメラマンの方が、了承してくれ

日ごろのRさんの口癖
「私は、歩く文化財!」
は、記録として残った。

Rさんはその写真を
私に自由に使ってほしいと言い

彼女と会う約束をした。

「先生とお会いするのを
 楽しみにしています。」

そのメールを最後に
彼女の肉体には会えなくなった。

11月30日。
体調不良を、
病院や友人に訴えながらも
救急車を呼ぶことなく
彼女は大量の吐血をし、息絶えた。

Rさんの娘さんが届けてくれた
写真の入ったDVDや彼女の形見と一緒に
添えられていた手紙に
そう書かれてあった。

生きた証を
彼女は残したかったのだろうか。

そうであれば また私も
彼女の生きた証を
これからゆっくり時間をかけて
形にしていこうと思う。

人間を嫌い、恨みながらも
人の中でしか
生きられない息苦しさと闘い

時には、平然と
生きているように見える私に
腹だたたしさを
覚えた事もあったのかもしれない。

彼女の苦しみをとってあげることも
代わってあげることも
私には出来ない。

けれど彼女は
「いつもここへ来ると、いいことがある。」
そう言ってくれた。

少しは、こんな私でも
誰かの役にたてているのだろうか。

彼女の凛とした後ろ姿を
こらからも
忘れることはないだろう。

彼女が写真館でとられたお写真を
フェイスブックにて
掲載しております。
どうぞ、刺青を愛してくれた彼女に
エールを送ってあげてください。

拙い文章ではありましたが
最後までお読みくださり
ありがとうございました<(_ _)>

私を信頼してくれた彼女に
心からの、愛と感謝を込めて。

泥の中から咲く
美しい蓮の花のように生きたRさんに捧ぐ。


合掌


 
| 心の言葉〜刺青編〜 | 19:32 | comments(2) | trackbacks(0) | |
スポンサーサイト
| - | 19:32 | - | - | |
コメント
母の短い人生の、ささやかな願いが先生によって叶えられました。先生、本当にありがとうございました。もしも神様がいるとしたら、先生と母を引き合わせてくれたことに心から感謝します。先生も辛い過去や、世間と闘いながら信念と誇りを持って今のお仕事をされていらっしゃるのですね。わたしも頑張らないと、と思いました。また先生にお会いしたいです。
| N | 2015/12/27 10:23 PM |
Nさん。。。写真のアップ、遅くなってすみません<(_ _)>

コメントありがとうございます<(_ _)>

お母様にも、Nさんにも出逢えたこと、私も心からの感謝でいっぱいです。この出逢いから、学んだこと。これからもしっかりと胸に刻んで、私も生きていきますね。
本当に、ありがとうございます。

私は、マイペースですが、本を形にしていきます。写真だけでなく、言葉も入れていきたいので、どれぐらい時間がかかるか分かりませんが、ゆっくり時間をください。

はい。私も是非またお会いしたいです。
そして、これからもNさんを応援していきます。

ありがとうございます。
| 豊咲華 | 2015/12/27 11:35 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://tuzurukotoba.jugem.jp/trackback/881
トラックバック